次世代のAI対応ヘルスケアイノベーションを推進する、エネルギー効率の高い半導体ソリューションのパイオニアとしてAmbiqを高く評価

2025年6月11日

エッジおよびエッジAIコンピューティングにおける電力消費の課題に取り組む、超低消費電力半導体ソリューションのテクノロジーリーダーであるAmbiq®（本社: 米テキサス州オースティン、CEO：江坂文秀）は、Ambiq（https://ambiq.com/）が、Frost & Sullivan（https://www.frost.com/）（テキサス州サンアントニオ）からヘルスケア業界向け半導体ソリューション部門の2025年グローバルカンパニーオブザイヤーを受賞したと発表しました。この受賞は、イノベーション、技術革新、そして顧客中心の戦略実行における卓越した実績が評価されたもので、デジタルヘルスソリューションを変革し、エッジにおけるAIを活用した診断やモニタリングを可能にする超低消費電力半導体プラットフォームの開発におけるAmbiqの揺るぎないリーダーシップを高く評価するものです。

 

Frost & Sullivanは、戦略の有効性と戦略の実行という2つの主要な側面において、厳格なベンチマークプロセスを通じて企業を評価しています。Ambiqはこの両分野で優れた評価を受け、進化する市場ニーズを予測する能力を発揮しながら、ヘルスケアおよび関連分野に、性能、エネルギー効率、拡張性を向上させる最先端の製品を継続的に提供しています。

Frost & Sullivanの業界アナリストであるUtkarsha Soundankar氏は次のように述べています。「Ambiqは、バッテリー寿命を延ばすエネルギー効率の高いソリューションの提供に主眼を置いています。また、超低消費電力のエッジAI技術の拡張を可能にするAI向けのソリューションやモデルの実装にも取り組んでいます」

 

Ambiqは研究開発、エコシステム連携、アプリケーション固有のイノベーションを重視する、将来を見据えた成長戦略により、半導体市場の最前線に確固たる地位を築いています。その戦略的アジリティとエッジAIおよび低消費電力コンピューティングへの継続的な投資により、自社の技術をグローバルに展開するとともに、最新のデジタルヘルスケアシステムのニーズに応える的確なソリューションを提供しています。

 

イノベーションはAmbiqの経営理念の中核を成しています。現在第5世代となるApolloシステムオンチップ（SoC）シリーズは、スマートヘルスデバイスのエネルギー効率に新たな基準を確立しています。Apollo510は、Heliumテクノロジー搭載のArm Cortex-M55 CPU、secureSPOTやPUF搭載Arm TrustZoneなどの高度なセキュリティ機能、そして2.5D GPUによるダイナミックなグラフィックス性能を兼ね備えています。Ambiqは、あらゆる規模の顧客とAI対応デバイスに対する電力ニーズに応えるため、現行および次世代のApollo SoCのバリエーションをリリースする予定です。

 

AmbiqのCEOである江坂文秀は次のように述べています。「権威あるFrost & Sullivan賞のヘルスケア半導体ソリューション部門を受賞したことを光栄に思います。当社は創業以来、あらゆる場所でインテリジェンスを実現することを使命としてきました。この使命は、ヘルスケアを誰にとっても身近なものにするという、デジタルヘルス分野のお客様の使命としばしば合致します。当社の超低消費電力半導体とソリューションを使用して、効果的な患者ケアをより効率的に、より利用しやすく、より低コストで実現するというこの使命を、ヘルスケア分野のイノベーターが達成できるよう支援できることを誇りに思います」

 

Apolloシリーズに加え、特許取得済みのSPOT®（サブスレッショルド電力最適化テクノロジー）プラットフォームを搭載したAmbiqの一連の技術には、電力最適化のためのArtasieリアルタイムクロック、neuralSPOT AI開発キット、AI主導の正確な心電図（ECG）モニタリングを実現するheartKIT®が含まれます。これらのイノベーションは、ウェアラブル、診断ツール、コネクテッド医療機器など、常時接続のインテリジェントなアプリケーションをサポートしながら、デバイスのバッテリー寿命を延ばします。Ambiqの顧客の成功に対する揺るぎないコミットメントは、ヘルスケア半導体分野におけるパートナーとしての地位をさらに強固なものにしています。デバイスメーカーやソリューションプロバイダーとの緊密な協力関係を維持することで、Ambiqは新製品の市場投入までの時間を短縮し、長期的な成功に必要な技術および運用サポートをパートナーに確実に提供します。 CardioMedive、Smartaly、Bravechip などの企業とのパートナーシップは、心血管モニタリング、ウェアラブル診断、IoT 統合などの現実的な課題に対応する、信頼性が高く、高性能で、エネルギー効率に優れたチップセットを提供するAmbiqの能力を明確にしています。

 

Frost & Sullivanは、Ambiqが競争戦略、実行力、市場対応力において高い基準を確立したことを高く評価しています。そのビジョン、強固なイノベーションパイプライン、顧客第一の企業文化は、ヘルスケア向け半導体技術の未来を形成し、世界中のエッジAIとインテリジェント診断の新たな可能性を解放しています。

 

Frost & Sullivanは毎年、卓越した戦略策定と実行を実証し、市場シェア、顧客満足度、競争優位性において測定可能な改善を実現した企業に「カンパニーオブザイヤー」賞を授与しています。この賞は、イノベーションと卓越した成長を通じて業界を変革する先進的な組織を表彰するものです。

 

Frost & Sullivanのベストプラクティス賞は、リーダーシップ、技術革新、顧客サービス、戦略的な製品開発において卓越した実績と優れたパフォーマンスを示した企業を、様々な地域およびグローバル市場において表彰するものです。業界アナリストが、綿密なインタビュー、分析、広範な二次調査を通じて市場参加企業を比較し、パフォーマンスを測定し、業界のベストプラクティスを特定します。

 

AmbiqがFrost & Sullivanのヘルスケア半導体ソリューション部門でカンパニーオブザイヤーに選ばれた理由の詳細については、評価レポート全文（https://ambiq.com/wp-content/uploads/2025/06/Ambiq-Final-Award-Write-up.pdf）をご参照ください。

 

Frost ＆Sullivanについて

Frost & Sullivanは60年にわたり、投資家、企業リーダー、政府を支援し、経済変化をナビゲートし、破壊的技術、メガトレンド、新たなビジネスモデル、行動するべき企業を特定することで、将来の成功を後押しする継続的な成長機会を提供してきたことで世界的に知られています。お問い合わせはhttps://www.frost.com/contact-us/です。

 

Ambiqについて

Ambiqは、最も低消費電力の半導体ソリューションを提供することで、あらゆる場所でAIなどのインテリジェンスを可能にすることをミッションとしています。Ambiqは、電力消費の課題が最も深刻なエッジにおいて、お客様が人工知能（AI）コンピューティングを実現できるように支援します。特許取得済みの独自のSPOT（サブスレッショルド電力最適化技術）を基盤とする当社の技術革新は、従来の半導体設計に比べて電力消費を何倍も改善します。Ambiqは現在までに2億7000万台以上のデバイスを供給しています。詳細については、www.ambiq.comをご覧ください。