RECOM は、高度な制御および保護機能を備えた 4 チャンネル電子ヒューズの新シリーズ、RACPRO1-4SP シリーズを発表します。

2025年1月22日

先駆的なDINレール電源のRACPRO1-Tシリーズの導入に続き、RECOMは新しいRACPRO1-4SPシリーズの4チャンネル電子ヒューズを、適合するDINレール形式で発売します。

RECOM e-ヒューズは24Vの電源電圧を4つの個別に電流制限された負荷チャンネルに分配します。高突入電流を避けるため、各負荷チャンネルはプログラムされた遅延時間内に順次オンになります。内蔵のソフトスタート機能により、動作中に負荷をオン・オフできます（ホットスワップおよびホットプラグ対応）。

ヒステリシス付き低電圧ロックアウト（UVLO）は、起動時や高負荷時の電源電圧降下による問題を防ぎ、システム全体の信頼性を高めます。各チャンネルは最大定格電流の150%を最大5秒間供給し、誘導性または容量性の高い起動電流を面倒なトリップなしに処理します。

システムの過負荷が発生した場合、チャンネルは次々と切断され、最も重要な負荷が最後まで優先されます。持続的な短絡または5秒以上続く過負荷の場合、電子ヒューズは他のチャンネルに影響を与えることなく、それぞれの負荷を安全に切断します。このOCPは、自動回復モードまたはラッチング・モードに切り替えることができます。

スムーズな出力電圧制御のおかげで、各チャンネルは、最大20mFの非常に高い容量性負荷に対して、設定された公称電流まで安全にランプアップすることができます。各チャンネルは、メンテナンスまたはトラブルシューティングのために有効または無効にすることもでき、操作中に誤って負荷を切断するのを防ぐキーロック機能を備えています。対になった入力端子と独立した（+、-）負荷端子により、端子台を追加することなくデイジーチェーン接続や負荷配線が簡単に行えます。また、複数のeヒューズモジュールを同じ電源に接続することで、各負荷を個別に監視および保護する複雑なシステムを構築することもできます。

DC-oK 無電圧リレー接続は、モジュールが正常に機能していることを中央コントローラに報告し、リモートリセットは、故障が解消された後に目標とする再起動を可能にします。このように、RACPRO1-4SP 電子ヒューズは、標準的なプログラマブルロジックコントローラ（PLC）や SCADA システムに簡単に統合できます。

詳しくはこちらをご覧下さい。