『高圧電源はコッククロフト・ウォルトン回路で作る』
高圧電源は何ボルトから高圧というのでしょうか?
実は定義はあいまいです。当社ではだいたい2~3kVまでを中高圧。3kV以上を高圧。と呼んでおります。
さて、高圧電源は弊社の主力製品の一つですが、大きな特徴として「低ノイズ」が挙げられます。先日、他社の高圧電源との比較検討をしたのですが、それらのリップルノイズは5%以下だったり、良いもので0.3%以下というスペックでした。
対して弊社の高圧電源は0.005%や0.002%と比較にならないほど小さいスペックだったのを覚えております。
単なる高圧電源は市場にたくさんありますが、ベルニクスの高圧電源は低ノイズであることが大きな特徴であると言えると思います。
◆高圧電源を作るための基本回路であるコッククロフト・ウォルトン回路についての資料はこちらをご確認ください。
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『BDXシリーズ』のご紹介
今回は最先端の半導体プロセス「10nm/7nm」にも対応した、最大350Aを供給できるフルディジタルPOL DC-DCコンバーターをご紹介いたします。
この製品がリリースされたのは2年ほど前ですが、少々時代を先取りし過ぎてしまいました。高性能FPGAやACAP等大電流LSIが増えてきておりますがそれらに最適なPOLとなりますのでお困りの際はぜひ検討ください。
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配信日:2022年7月11日
出典:Bellnix e-letter