RA4E1 MCUは、最大動作周波数100MHzのArm® Cortex®‑M33コアを搭載しており、性能の高さと最適化された機能とのバランスに優れ、低消費電力を実現しています。RA4E1は、高効率の40nmプロセスで製造されており、ルネサスのFlexible Software Package(FSP)によるオープンで柔軟なエコシステムでサポートします。RA4E1グループは、コストを重視する製品や、高性能と低消費電力を同時に実現させたいシステムに最適です。
また、迅速な設計サイクルとその他RAファミリ製品への容易なアップグレードを可能にします。RAシリーズには、48MHzから200MHzまでの150種類以上の製品をラインアップしており、業界をリードする低消費電力性能、幅広い通信オプション、Arm TrustZone®対応など、最高クラスのセキュリティオプションを備えています。すべてのRA製品は、通信とセキュリティの実装を簡素化するルネサスのFSPによってサポートされています。
RA4E1 MCUの主な特長:
- 最大動作周波数100MHzのArm Cortex-M33を搭載、TrustZoneテクノロジに対応
- 256KB(キロバイト)~512KBのフラッシュメモリ、128KBのSRAMを搭載
- 動作温度範囲-40~85℃
- 48ピン~64ピンまでのパッケージラインアップ
- 100MHz動作時60µA/MHz、CoreMark プログラム実行時81µA/MHzの低消費電力
- USB 2.0フルスピード、シリアル通信、Quad SPI、CANの各種インタフェースを搭載
- FLLを使用した高精度(±0.25%)オンチップオシレータ、アナログ機能、低電圧検出機能、内部リセット機能を搭載することにより、有効GPIO端子数が増加し、システムコストを低減
renesas.com/ra4e1 では、これらのパワフルなエントリーラインMCUのメリットについて、詳しくご紹介しています。
配信日:2021年9月27日
出典:ルネサス エレクトロニクス株式会社 メールマガジン