RA6E1 MCUは、TrustZoneに対応、Arm® Cortex® M33コアを搭載し最大動作周波数200MHz の高性能を実現しています。RA6E1は、高効率40nmプロセスで製造され、通信やセキュリティの実装を簡素化するFSP(Flexible Software Package)を備えたオープンエコシステムに支えられています。
RA6E1グループは、適切な周辺機能やインタフェースが求められるIoTアプリケーションやクラウド接続に適しており、790.75 CoreMark(3.95 CoreMark / MHz)というこれまでにないパフォーマンスを実現しています。
このエントリ製品は、迅速な設計サイクルの実現と、その他のRAファミリへの移行も容易です。
RAシリーズには、48MHzから200MHzまでの150種類以上の製品があり、業界最高クラスの低消費電力、豊富なコネクティビティを備え、Arm TrustZone®に対応しています。
RA6E1 MCUの主な特長:
- 最大動作周波数200MHzのArm Cortex-M33を搭載、TrustZoneテクノロジに対応
- 512KB~1MBのフラッシュメモリ、256KBのSRAMを搭載
- 動作温度範囲-40~85℃
- 48ピン~100ピンまでのパッケージラインアップ
- イーサネットコントローラ(MAC)内蔵、USB2.0フルスピード、シリアル通信、CAN、SSI、SDHI、Quad SPIの各種インタフェースを搭載
- ハードウェアおよびソフトウェアの互換性と、その他RA製品、ASSP製品との拡張性
renesas.com/ra6e1 では、これらの高性能エントリーラインMCUを使った設計のメリットについてご紹介しています。
配信日:2021年9月30日
出典:ルネサス エレクトロニクス株式会社 メールマガジン