日常の利便性を高めるため、サービスロボットや産業オートメーションに使用されるコンピュータビジョンの需要が日々増加しています。しかし、リアルタイムに画像データを処理・判断しリアルタイムに制御を行うことは簡単ではありません。ルネサスはAIアクセレータDRP-AIをさらに進化させ、従来の10倍の電力効率となる10TOPS/Wを実現しました。このAIアクセラレータを搭載したMPU RZ/V2Hは、 冷却ファンなしで最大 80 TOPSのAI推論性能を実現し、エッジAIに使われていた従来品の3分の1の消費電力でAI推論を実行できます。さらに、RZ/V2H MPUは800MHzの高速リアルタイムプロセッサも内蔵しており、ワンチップで画像を判断する頭脳とそれによる身体の動きを制御する事ができ、次世代のコンパクトロボティクスの時代を拓くことができます。
主な特長:
- Linuxクアッドコア・RTOS高速テュアルCortex-R8コア・Cortex-M33コア、7コアを搭載
- 電力単位当たりのAIパフォーマンスは10倍で向上
- 内蔵したRTOS MCUで全体のシステムコストが減少
ロボティックスとオートメーション用途向けのコンピュータビションAI開発に必要なデバイスと評価キットは以下のリンクから購入可能です。
RZ/V2H MPU
DRP-AI3アセラレタと高性能リアルタイムプロセッサを搭載した4コアビションAIプロセッサ
RZ/V2H評価キット
RZ/V2H 4コアビションAIプロセッサの評価キット
ホワイトペーパー:
次世代高電力効率AIアクセラレータ(DRP-AI3)の紹介: ~自律システム等の高度なAIを組み込みで処理可能に~
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動画:
80TOPS 高性能ビションAIプロセッサ
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ウィニング・コンボ:
視覚検出シングルボードコンピュータ
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配信日:2024年2月29日
出典:ルネサス エレクトロニクス株式会社 メールマガジン