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高耐圧76V センス端子分離 0.5µA低消費 多機能電圧検出器 XC6138シリーズ

高耐圧76V センス端子分離 0.5µA低消費 多機能電圧検出器 XC6138シリーズ

トレックスは、 電圧検出器の新製品、XC6138シリーズを開発しました。
XC6138シリーズは電源電圧端子と電圧検出端子(センス端子)を分離した電圧検出器で、センス端子は高耐圧76V動作に対応しております。
そのため12V/24V電源ライン等の監視の際、従来の低耐圧製品のように分割抵抗を使わず直接監視することが可能となり、高精度化/低消費化/省スペース化/信頼性向上に貢献します。

また、一般的な電圧検出器の場合は検出電圧のみを任意に設定し、解除電圧はヒステリシス幅(検出電圧×5%程度)によって予め決められていますが、本製品は検出電圧と解除電圧をそれぞれ設定することが可能です。
例えば、ヒステリシス幅を広く設定することで、電源ラインのインピーダンスが高いために入力が大きく揺れてしまう不安定な電源や、モーター負荷等で電圧変動が大きい場合など、様々な電圧ラインに対応することができます。

遅延時間は外付けコンデンサによる外部調整が可能で、検出/解除遅延時間の比率を選択出来ます。
更にマニュアルリセット機能も備えており、Cd/MRB端子をVSSレベルに落とすことで強制リセットが可能です。

小型化を重視したDFN1515-6A(1.5×1.5×0.38mm)をラインナップしました。
基板実装面積が限られ省スペースが要求される用途でもご使用頂けます。

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配信日:2023年7月24日
出典:TOREX e-letter