96Board

96Boardsは、ARM SoCベンダーの領域から互換性のある低コスト、省スペースの32ビットおよび64ビットのCortex-Aボードを市場に提供するために定義された最初のオープン仕様プラットフォームです。周辺 I/Oやディスプレイ、カメラ用に標準化された拡張バスは、ハードウェア・エコシステムにプラットフォームの寿命まで96Boards上で動作する互換アドオン製品群の開発を可能とします。
このウェブサイトでは、ソフトウェア開発者やメーカー、OEM企業に対し、ソフトウェアのダウンロードやアップデート、96Boardsと互換性のある製品情報の掲示、また個々のボードやその仕様を議論するフォーラムを提供しています。

リナロ・コミュニティボード・グループ(LCG)

 Linaroは、ARM 向けソフトウェアの共同開発によりARMのエコシステムの充実をすすめ、 メンバー企業の競争力を高めることを目的としています。Linaro の組織の中で各分野に特化したセグメントグループがあり、LCG はその一つのセグメントグループです。LCG は、96Boards の仕様の策定とコミュニティー育成を主な目的としており、その活動として96Boards のホームページで OS の配布や、フォーラムとメーリングリストを運営しています。 96Boardsの認定やLCGメンバーにご興味のある方は、96Boards@Linaro.orgにお問い合わせください。

96Boardsフォーラム

96Boardsプロジェクトは、ARMのソフトウェア開発を容易にする目的で、現在は各ベンダーや半導体ごとに別々の開発ボードやソフトの環境になっていますが、将来はできるだけ統一したいと考えています。 96Boardsには、USB、SD、HDMIなど規格で規定されたどの96Boardsでも必須の機能の部分に加え、二つの拡張コネクタがあります。規格化すると将来の発展を阻害し兼ねますが、この拡張コネクタを使いカスタムでハードを追加することもでき、新しい半導体(SoC)を使った96Boardsなど、将来の発展ができるよう配慮しています。 これにより、最新のソフトウェアの開発環境の提供と両立すると考えています。 現在、96Boards仕様には2つの開発ボードの仕様があります。何れもARMv7-AとARMv8-Aを対象にしています。 ・Consumer Edition (CE): IoT、モバイル、組み込み系、デジタルホームをターゲットに含むクレジットカードサイズ ・Enterprise Edition (EE): ネットワークやサーバー向け開発もターゲットに含むmini ITX サイズ 96Boardsの仕様と回路図は、96Boardsのホームページよりダウンロードできます。 また、今後の仕様策定に関与をご希望の方は、Linaro Community Group (LCG)への参加に関して96Boards@Linaro.org迄お問い合わせください。

日本独占で好評発売中!

※ DragonBoard™410cは株式会社チップワンストップおよびアロー・エレクトロニクス・ジャパン株式会社が日本国内で独占的に販売する商品です。